翻訳者が選ぶ!ベトナム語翻訳に強い会社3選!選び方や注意点、相場を徹底解説

ベトナム, ベトナム語

日本語もベトナム語も世界的に見ればマイナーな言語のため、他言語よりも翻訳の壁は高いと言えます。それだけに、しっかりとした翻訳会社を選ばないと、十分な翻訳は期待できません。そこで、今回はベトナム語に強い翻訳会社についてお話しします。

ベトナム語の翻訳会社の選び方

ベトナム語の翻訳会社を選ぶ際には、できるだけ「品質」を優先することが大切です。もちろん、「料金」が安いかどうかも重視したいところだと思いますが、ベトナムでは常に料金と品質が比例します。そのため、「高価格だが高品質」ということはあっても「低価格なのに高品質」ということは基本的にありません。「低価格なら低品質」になってしまうのです。ですから、料金の安さを最優先に考えて翻訳を頼むと、 翻訳が間違っていたり、意訳が多かったり、誤字が混じっていたりと、期待以下の出来のものを納品される可能性が高まるでしょう。

契約書やマニュアルなど、正確性が求められるものに不正確な翻訳を使用してしまった場合、自身の信用や価値を落とすことになるだけでなく、金銭的な損害を受けることにもなりかねません。翻訳会社を選ぶ際には、簡単なトライアルを実施したり、翻訳会社のホームページに記載されている日本語の質をチェックしたりして、翻訳の「品質」が高い会社を優先的に選びましょう。

ベトナム語翻訳の注意点

1.意味が似ている単語に注意

ベトナム語は日本語と同様、中国語の影響を大きく受けているため、似た意味を持つ単語が少なくありません。しかし、単語によって類似度は千差万別で、使い方も意味も同じ単語もあれば、意味は似ているものの使い方が異なっている単語、果てはもとは同じような意味を持っていたものの、現代では違う意味を持つようになった単語などもあります。

たとえば、ベトナム語の「công an(コンアン)」を直訳すると「公安」となります。日本の公安と言えば表に出てこない秘密主義的な組織ですが、ベトナムの公安は制服を着て街中を普通にパトロールしています。つまり、日本人がイメージする「警察」こそが、ベトナムでは「公安」なのです。これを理解しないまま翻訳すれば、 原文と翻訳文が似て非なるものになってしまいます。 このようなケースは珍しくないので、翻訳の際には単語の意味が日本とベトナムで一致しているのかどうか注意しなければいけません。

2.漢字の読み間違いに注意

日本語の翻訳において最大の障害となるのが「漢字」です。ベトナム語も中国語の影響を強く受けてはいるものの、漢字が使われなくなって数百年が経つとされています。ほとんどのベトナム人にとって漢字は馴染みのないものなのです。そのため、原文の漢字が読めなかったり、誤った理解のまま翻訳をしてしまったりするケースがあります。たとえば、愛媛県にある学校法人の登記書の翻訳に記載されていた住所が「Aichi」になっていたというケースが報告されています。ですから、原文の固有名詞や難読漢字にはルビを振るなどして、漢字の読み間違えが起きないようにすることが重要です。

3.日本との習慣や文化の違いに注意

習慣や文化の違いが原因で、誤った翻訳になってしまうことがあります。たとえば、働き方改革に関連した表現で「同一労働同一賃金」というものがあります。これは、「同じ仕事をするのであれば、正社員でもアルバイトでも同じ賃金であるべき」という考え方ですが、これをベトナム語に翻訳した際に「皆が同じように働き、皆が同じ給料をもらうべき」という意味で訳してしまったケースがあります。訳文としての意味は成り立っていますが、原文のニュアンスとは違ってしまっています。資本主義の日本と、社会主義のベトナムとでは、同じ言葉でも連想するイメージが変わってしまうということなのです。ですから、認識に齟齬が起きそうな単語に関しては注釈を入れるなどして、間違いが起きないように注意しなければいけません。

ベトナム語翻訳料の相場

1.ベトナムにある翻訳会社の場合(JLPT N1~N2レベル)

ビジネスレベルの翻訳の場合、日本語能力検定(JLPT)におけるN1~N2程度のレベルが要求されます。原文に専門用語が含まれない場合であれば、1単語(ベトナム語)・1文字(日本語)あたり「3.8円」程度。ページ単位の場合、300語以下(ベトナム語)・400字以下(日本語)で1,150円からとなります。専門用語が含まれる場合は、1単語(ベトナム語)・1文字(日本語)あたり「4.9円」程度。ページ単位の場合、300語以下(ベトナム語)・400字以下(日本語)で1,450円からが相場です。

2.日本にある翻訳会社の場合

一般的には、1単語(ベトナム語)・1文字(日本語)あたり20円からが相場です。ただし、多くの会社がミニマムチャージ(1案件の最低料金)を設定しているため、文字数が少ない場合でも1万円~数万円の支払いになることもあります。

ベトナム語に強い翻訳会社まとめ

1.株式会社アットグローバル

株式会社アットグローバルは、ベトナム・ホーチミンに現地法人を持つ日本の会社です。ベトナム語はもちろんのこと、欧米系やアジア系など40以上の言語に対応します。また、ベトナム人向けの日本情報ウェブサイト「WAppuri(ベトナム語)」を運営するなど、ベトナムに精通した会社といえます。

翻訳作業はベトナム人翻訳者が行いますが、クライアントと翻訳者の間に入って案件を取り仕切るプロジェクトマネージャーは日本人なので、言語上のストレスなく依頼することができます。さらに、日本語をベトナム語に翻訳する場合は、ベトナム語に通じた日本人チェッカーが訳文をレビューし、正確かつ十分に翻訳されているかどうかを確認してくれます。翻訳可能な分野は幅広く、法律やIT関連の専門的な知識が必要なものから、レストランのメニューや広告などにも対応可能です。翻訳量の多寡に関わらず柔軟な対応をしてくれるので、気軽に依頼してみてください。

2.OJT

OJTはベトナムの首都ハノイに拠点を置く、ベトナム資本の翻訳会社です。日本語レベルの高い翻訳者を多数擁しており、対応も丁寧でスムーズです。難点はクライアントが日本国内にある企業の場合、担当者と直接会って話せない点ですが、メールでのやり取りは日本語で行うことができるので安心してください。また、大きな特徴として、翻訳だけでなく通訳者の派遣も行っています。現地での視察や商談、講演会などで通訳が必要なときにも頼りになる存在です。

3.はるか

はるかはベトナムの首都ハノイに拠点を置く、ベトナム資本の日本語教育企業です。 経営陣に現役日本語教師の日本人や、ハノイの有名国立大学の日本語学科で教鞭をふるっていた経歴を持つベトナム人などが名を連ねていることもあり、確実で高品質な翻訳を提供してくれる会社です。また、ベトナム人学生向けの留学サポートや、オンラインによる日本人向けのベトナム語通信教育なども行っています。

まとめ

ベトナム語は日本語同様、中国語の影響を強く受けている言語です。中途半端に似た部分があることで、逆に正確な翻訳が難しい部分もあります。また、漢字の存在や文化の違いなどもあり、正確で十分な翻訳ができる翻訳会社というのは限られていますので、今回ご紹介した翻訳会社を中心に依頼先を選ぶことをおすすめします。

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