世界で認められる「SAKE」—「日本酒」をもっとアピールしよう

2019年6月3日商品, 日本酒,

IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2019「SAKE部門」受賞酒

IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)とは、1984に創設された、ロンドンで開かれる世界でもっとも影響力のあるワイン品評会です。審査員は世界で最難関といわれるワインの資格「マスター・オブ・ワイン」の称号を持つ方々で、このIWCにおいてメダルを受賞することは、世界的に認められていることを意味する名誉あることです。

このIWCに2007年から「SAKE部門」が誕生し、日本酒の品評会が開催されるようになりました。日本酒の価値も海外で認められています。

この品評会では、9つの部門(純米酒・純米吟醸酒・純米大吟醸酒・本醸造酒・吟醸酒・大吟醸・古酒・スパークリング・普通酒)で審査が行われます。そして審査の結果、「金メダル・銀メダル・銅メダル・大会推奨賞」が決定します。さらに金メダルの中から「トロフィー」が選ばれ、その中から1つ「チャンピオン・サケ」が選ばれます。これが「SAKE部門」の最高賞となるわけです。また、銀メダル以上の中からコストパフォーマンスに優れたものに「グレートバリュー」賞が与えられ、その中から1つ「グレートバリューアワード」という最高賞が選出されます。

2019年4月に行われたコンテストでは、日本酒の1,500銘柄が参加し、14カ国の59名の審査員によって厳正な審査が行われました。その結果を見てみましょう。

2019年 IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)「SAKE部門」メダル受賞酒

95銘柄も「ゴールドメダル」を受賞しています。素晴らしいことですね。その中から、栄誉ある「トロフィー」を受賞した日本酒を見てみましょう。

2019年 IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)「SAKE部門」トロフィー受賞酒

「ゴールドメダル」を受賞した95銘柄の中から、23の銘柄の日本酒が「トロフィー」を受賞しました。これは、非常に栄誉あることと言えるでしょう。

2019年 IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)「SAKE部門」グレートバリュー・サケ受賞酒

この2つの銘柄が「グレートバリュー・サケ」に選ばれました。

現時点で決定している2019年の審査結果は以上ですが、7月に最高賞である「チャンピオン・サケ」と「グレートバリューアワード」の結果が発表される予定です。2019年はどの銘柄が選ばれるのでしょうか。楽しみですね。

ちなみに、2018年の受賞結果はどうだったのでしょうか?

2018年 IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)「SAKE部門」

「チャンピオン・サケ」受賞

「奥の松 あだたら吟醸」(奥の松酒造株式会社/福島県)

「グレートバリュー・アワード」受賞

「月桂冠特選本醸造」(月桂冠株式会社/京都)

日本人による「日本酒」のランキングも見逃せない

世界で認められている「日本酒(SAKE)」も栄誉あるものですが、日本人が選ぶ「日本酒ランキング」も貴重な情報です。日本全国には、たくさんの優秀な地酒があります。日本ではどのような品評会が開催されているのでしょうか。

全国新酒鑑評会 酒類総合研究所
https://www.nrib.go.jp/index.html

1911年から現在まで、酒類総合研究所と日本酒造組合中央会の主催により、全国の新酒の吟醸酒の鑑評を行なっています。優秀と認められたものが「入賞」、入賞の中から特に優れているものが「金賞」と評価されます。

平成29年に行われた全国新酒鑑評会では、全国から850銘柄が出品し、入賞酒は421点、金賞受賞酒は232銘柄でした。兵庫県と福島県が19銘柄で金賞を受賞してトップ。福島県は6年連続で金賞受賞数が日本一となったそうです。

平成29年酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒・金賞受賞酒目録
https://www.nrib.go.jp/kan/h29by/pdf/h29by_moku.pdf

日本人が日本人向けに「日本酒」に関する情報を伝えているサイト

品評会で受賞した日本酒は優秀ですが、日本各地にはまだまだたくさんの優秀な日本酒が存在しています。好みは千差万別ですので、いろいろな情報を得て、「マイベスト 酒」を探すのも楽しいことと思います。参考にできる情報サイトをご紹介します。

SAKE TIMES
https://jp.sake-times.com/

日本全国の日本酒に関する情報と、各地で行われるイベント情報、全国の日本酒ランキングなどを紹介しています。

日本名酒会
https://www.meimonshu.jp/

全国約120社の蔵元が丹精こめて造った良質の日本酒や、各地の酒蔵を紹介しています。

地酒蔵元会
https://www.kuramotokai.com/

加盟している全国の蔵元の地酒の紹介、全国の蔵元の見学を紹介しています。

訪日外国人客に「日本のお酒」を知ってもらう取り組み例

日本の酒情報館「Japan Sake and Shochu Information Center」
https://www.japansake.or.jp
https://www.japansake.or.jp/sake/know/data/

東京虎ノ門に、世界中の人に「日本酒・本格焼酎・泡盛」の魅力を知ってもらうためのお酒のミュージアムがあります。

大吟醸酒・純米吟醸酒・純米酒・古酒・スパークリング清酒・焼酎(芋・麦・米・黒糖)・泡盛などを試飲することができます。外国人もここで日本の様々なお酒を味わってみて、気に入ったお酒を購入することができます。

全国の「酒蔵ツーリズム」も準備されています。

各地で行われるイベント情報なども知ることができます。

空港(成田空港・羽田空港・中部空港・関西空港)で、訪日外国人旅行客向けに「日本酒」を紹介するキャンペーンを行なっています。ブースでは、訪日外国人が日本の酒を気軽に楽しんでいただけるようになっています。また、日本のお酒の飲み方や製法、外国人が見学可能な蔵元なども紹介しています。

まとめ

「日本酒(SAKE) 」は、世界に誇れる日本文化の一つです。世界の品評会でも高い評価を受けています。訪日外国人客が日本旅行で行いたいことの中で上位に上がっているのは「日本食を食べること」と「日本酒を飲むこと」です。今後、訪日外国人はまだまだ増加することでしょう。「日本酒(SAKE)」はインバウンドの貴重な資源です。全国の「地酒」「焼酎」「泡盛」など、日本のお酒の魅力を効果的にアピールするなら、集客アップを図れることでしょう。

インバウンド対策で必要なことは、商品とその説明の「多言語表記」と、「SNSを通して商品の魅力的な情報を発信&拡散」することです。
ちなみにメニューなどを「機械翻訳」すると誤訳になりがちです(こちらの記事を参照)。 ぜひとも専門の翻訳会社にご相談ください。

インバウンドプロモーション外国語サポートを必要とされる方は、
ぜひ「アットグローバル」にご相談ください。
見積もりやご相談は完全に無料です。こちら からどうぞ!