訪日中国人女性は日本のどんな商品を購入したいのか

2019年5月16日RED, ブランド品, ベビー, 中国, 化粧品

中国版Instagram「小紅書 (RED)」でフォロー数の多い商品を調査

日本政府観光客の報告によると、2019年1月~3月の訪日中国人客数は210万人を超えています。相変わらず、日本は中国人にとって人気の旅行先であることが分かります。

中国人の若い人たちは主に「SNS」を通して日本の情報を収集しています。例えば中国版Instagramとも言える「小紅書 (RED)」などを見て、今、日本のどんな商品がオススメなのかをチェックしているようです。日本に在住している若い中国人に聞いてみたところ、彼らも「小紅書 (RED)」を参考にしているようで、同国民同士で情報発信したり、情報をシェアしたりしているようです。今、日本のどんな商品が中国人に人気が高いのでしょうか。また、中国人はどのような日本の商品を購入したいと思っているのでしょうか?

「小紅書 (RED)」で非常に広く拡散されている情報から人気商品をピックアップしてみたいと思います。

日本のオススメ化粧品

フォロー数の多いユーザーが紹介している商品を見てみましょう。5144人もの人が「いいね!」をつけており、8000人以上がこの情報を保存しているようです。どのような商品を勧めているのでしょうか?

「マキアージュ」パウダーファンデーション
「キュレル」 基礎化粧品
「Kiss me」眉マスカラ、アイライナー
「can make」チーク
「D.UP」 つけまつげ、専用のり
「エテュセ」カールマスカラ
「エクセル」アイシャドウ、アイブロウ
「ロレッタ」ヘアオイル

このように、最近は中国人女性も日本の「プチプラ」化粧品に注目し始めています。これらは日本人の若い女性が気軽に利用している商品で、ロフトやプラザ、ドラッグストアなどで購入できる商品です。すでに中国人女性にも認知され始めています。「高級ブランド=良い化粧品」 という一昔前の感覚は、ずいぶんと変化してきているようです。

日本のおすすめベビー用品

日本のベビー用品も中国人に人気が高く、4000人以上のフォロアーがいる方が紹介している情報を見てみましょう。この方が勧めている商品は、

「ムヒ」ムヒベビー
「ピジョン」哺乳瓶、哺乳瓶用用品、おしゃぶり、スプーン、爪切り、
      歯ブラシ、体温計、かゆみ止めローション、ベビーオイルなど
「mama & kids」シャンプー、ボディーソープ、ボディークリームなど
「花王」メリーズ紙おむつ
「WAKODO」ベビーパウダー
「明治」らくらくキューブ(固形ミルク)
「小林製薬」熱さまシート

ベビー用品は安心な「日本製」を使いたいと思う人が多いようです。やはり日本製は高品質で信頼できると思われています。近所のイオンなどでも、中国人旅行客がベビー用品をたくさん購入している姿をよく見かけます。

日本のドラッグストアのおすすめ商品

「日本のドラッグストアで買うべき商品」で3800人にフォローされている方の情報を見てみると、

「サプリメント」:各種ビタミン、コラーゲン、プラセンター、酵素など
「お茶」:脂肪を流すお茶など
「フェイスパック」:各種フェイスシート
「化粧水」:毛穴ケアができる化粧水
「ストッキング・タイツ」:足のむくみをケアできるもの
「野菜果物専用の洗剤」:農薬除去のため

といった、健康を保つためのサプリメントやお茶、フェイスケア用品、身体のケア用品が主に紹介されています。「野菜・果物用の洗剤」これは、農薬の悪影響を気にしている中国人の主婦が欲しいものと思われます。中国国内では、このような低価格で高品質のケア用品は手に入りにくいので、日本に来たら絶対に購入したいのでしょう。

日本のブランド化粧品

では、日本のブランド化粧品に対する人気はどうなのでしょうか? 中国人の化粧品ブランドの認知度を調べたデータによると、

https://www.valuesccg.com/knowledge/report/marketing/055/

(ピンクは日本ブランド、水色は韓国ブランド)

中国人女性はすべての世代で「資生堂」が認知度1位です。資生堂は早くから中国に進出してきたので、すべての女性が知っているブランドといっても過言ではないでしょう。これは資生堂の努力の結果です。では、2番目に認知されている日本ブランドは何でしょうか。若い世代は「SK-II」です。高額ながらも若い世代に人気がある理由として、若い人の心を掴んだCMと、イメージキャラクタとして起用した有名男性による効果であるとも言われています。35~40歳の世代では「雪肌精」の認知度が高く、第5位に30歳以上の女性が「SK-II」という結果が出ています。

次に、化粧品ブランドのリピート率を調べたデータを見てみましょう。

https://www.valuesccg.com/knowledge/report/marketing/055/

「資生堂」は、購入率とリピート率がともに高いことが分かります。中国人にとって、資生堂は満足のゆく化粧品ブランドであるということの証拠といえます。そして「SK-II」ですが、こちらもリピート率が高いようです。恐らく、実際に使ってみて効果の高さを知った人たちがリピートしているものと思われます。実際に「SK-II」のお店の方に聞いてみたところ、化粧水とクリームと美容液の3点セットで6万円以上もする高額商品なのですが、わりと多くの中国人の若い世代の人が購入しているとのことでした。中国の若い世代の人たちの美にかける情熱がすごいですね。また、中国の経済発展の結果とも言えるでしょう。

まとめ 
中国人女性はSNSを通して多くの情報を得て賢く判断している

ドラッグストアやデパートなどで商品を探し回っている中国人旅行客をよく見かけますが、彼らはまず日本の商品情報を調べ、購入したい商品を決めて来ているようです。限られた時間内で商品を探さなければならないので、そうする必要があるのでしょうけれど、彼らの知っている日本の商品に関する情報量が多いことに驚かされます。比較的安い商品も、高額商品も、すでに日本人と同じくらい(またはそれ以上に)知っているのではないかと感じることもあります。中国人は情報を把握した上で、商品を購入しているのです。

SNSを使った商品に関する口コミ情報の拡散は、非常に大きな影響力があります。中国人集客を目指すのなら、中国人の情報サイトを利用した宣伝と情報の拡散により、商品の認知度を上げることが必須でしょう。

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