訪日外国人旅行客増加の可能性を秘める「ヘルスツーリズム」

2019年3月14日

ヘルスツーリズムとは?

自然豊かな地域を訪れ、日頃の溜まったストレスと疲労の解消、そして健康回復や体力増強を目的とした旅行のこと。病気治療を目的としたものではなく、旅先での食事やアクティビティを通して、心と体の健康を維持するための旅行を指します。温泉療養・エステ&マッサージ・自然体験・農業体験・スローフードなどが含まれます。

ヘルスツーリズムの定義については、こちらをご覧ください。
https://www.npo-healthtourism.or.jp/about/
「NPO法人 日本ヘルスツーリズム振興機構」

訪日外国人が日本旅行で体験したいことの中に「ヘルスツーリズム」が上がっており、訪日外国人の増加に伴って需要の増加が予想されます。日本は「長寿国」として知られていますし、昔から「湯治」の文化があります。日本ならではの「温泉」「自然」「和食」などをアピールしてゆくことは、「ヘルスツーリズム」のビジネスチャンス拡大につながることでしょう。

全国に広がるヘルスツーリズム

地域特性を生かしてヘルスツーリズムを取り入れた施設が、日本全国に広がっています。国内外問わず、需要は拡大しています。

https://www.jtb.co.jp/chiikikoryu/solution/healthcare/health_tourism/
出典:JTB

下記のサイトは国内向け(日本語)ですが、全国の「ヘルスツーリズム」の推奨地を検索することができます。

NPO法人日本ヘルスツーリズム振興機構
http://www.npo-healthtourism.or.jp/index.html

人それぞれリフレッシュの方法や求めている健康法は違いますから、「スポーツ&アクティビティ」なのか「リラクゼーション」なのか「ヘルシーフード」なのか、選ぶことができます。

試しに「九州」で見てみましょう。運動や休憩によいスポットが紹介されています。

「沖縄」で検索してみましょう。運動や休息の他に、食物アレルギー対応のメニューを提供しているホテルの情報も出てきます。

「ヘルシーフード」で検索してみると、医食同源に興味のある方や、食事制限のある方が楽しめるレストランの情報を知ることができます。

実際に「ヘルスツーリズム」を取り入れている施設紹介

長野県木曽町「木曽おんたけ健康ラボ」
http://ontakelabo.jp/

7、8月の夏のシーズンには、欧米の旅行客が「ウォーキング」を楽しんでいるとのこと。冬には、シンガポールや台湾といった雪を見たことがない国の旅行客が「スノーシュー」を楽しみに訪れているとのことです。

和歌山県熊野町「熊野古道」
http://www.hongu.jp/kumanokodo/
https://www.kumano-de-kenko.com/healthy/

欧米豪を中心とした外国人旅行客に人気があるようです。

北海道豊富町「豊富温泉」
https://toyotomi-onsen.com/

NPO法人日本ヘルスツーリズム振興機構の「ヘルスツーリズム大賞」に豊富温泉の「ミライトウジの取り組み」が選ばれました。個人旅行でアジア圏(中国・台湾)からのお客さんが多いとのことです。

鹿児島県指宿市「指宿ロイヤルホテル」
https://ibusukiroyalhotel.co.jp/

天然砂蒸し温泉を楽しむ外国人旅行客が多いとのことです。

まとめ

「ヘルスツーリズム」として、訪日外国人旅行客の誘致に力を入れている地方自治体や施設は、まだまだ多くはありません。各施設のWEBサイトも、多言語化がそれほど進んでいない印象を受けました。幾つかの施設に実際に問い合わせてみましたが、国内向け(日本人向け)のサービスが主力で、訪日外国人に力を入れている施設は多くないとのことです。しかし、訪日外国人は年々増加していますし、旅行客は大都市だけではなく「地方」への関心が高まっています。健康的な旅行を望む訪日外国人の地方への誘致は、地方創生のビジネスチャンスといえます。「長寿国」日本のイメージを生かして、「健康志向」の外国人旅行客を地方に呼び込むための対策が今後必要になってゆくでしょう。近い将来、「湯治」に訪れる外国人も見ることになるかもしれませんね。

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